11月4日、第二次「実教教科書」(ハイヤー代)裁判に傍聴参加を!

 皆さま
 
こんばんは。増田です。これは件名裁判の事務局としてお送りしています。長文、ご容赦を!  都教委は、実教出版高校教科書『日本史A』『日本史B』(Aは近現代史、Bは通史)について、2013年6月27日の定例会において「一部自治体での『日の丸・君が代』の強制の動き」という記述が「委員会の考え方と異なる」という理由で「不適切」と決めつける見解を議決し、これを都立高校の校長に通知しました。この記述は文科省検定にも合格し文科省ですら記述の正確性を認めたものです。 しかし、この通知を受け、各都立高の選定数はゼロとなり、東京都の高校では実教出版社発行の日本史教科書は使うことができなくなりました。 この動きは神奈川県教委、大阪府・市教委、埼玉県教委、千葉県教委等にも広がり、採択部数が激減したからでしょうか、当該出版社は今春の検定申請において『日本史A』については該当の記述を削除してしまいました。 弾圧によるこの成果に満足したらしい都教委は、本年6月23日の定例会で「当該教科書『A』は選定して良い」(『B』は当該記述が残っているため、選定禁止を継続)と通知したため、8月、都立7校が選定し、これを都教委は採択しました。 こういう動きに対し、私たちは「不正を容認してはならない」という立場から、

1、2013年5月9日、都教委がHPで「定例会は開催しません」と告示していながら、実はコッソリと全委員を招集して「懇談会」と称する秘密会議=裏会議を開き、しかも、議事録すら作成しないという卑劣な、姑息なやり方をしていたこと、 2、さらに、「教育長決定」によれば、定例会は場所も時間もわかっているため「様々な団体や不特定多数の者が直接、委員に抗議や批判を目的として接触し、周囲を取り囲むような事態が生じることが想定される。」から、委員の安全のために高額ハイヤーを使って招集することになっているのに、この、都民を騙して開いていた秘密の懇談会にも、委員4人(木村 孟・内館牧子・竹花 豊・山口 香)にハイヤー代を計152,420円も支払っていたのは違法・不当である。  ということを争点として、第一次訴訟は「原告は直接の被害者ではないから不利益は無い」として棄却されましたが、めげず、第二次訴訟を提起しました。 その第二回が 11月4日(金)13:15〜(東京地裁 606号法廷) 行われます。  平日の昼間ですので仕事のある方も多いかと思いますが、ご都合のつく方には、どうぞ、傍聴参加をお願いします!