違法行為やりたい放題の都教委、12連続敗訴の不名誉偉業を達成!?

皆様
 こんばんは。増田です。長文、ご容赦を!

東京都学校ユニオン恒例の月末都教委糾弾ビラまきを、今月は明日、都庁第二庁舎前で行います。


 都教委は違法に権力を濫用し、やりたい放題をやっています。そして、まさに「都教委は違法行為を恒常的に行う違法機関になっている」状況にあることを司法が認定しているのです。


 以下、澤藤弁護士のブログ「澤藤統一郎の憲法日記」

http://article9.jp/wordpress/?m=201603

に、さすが法律のプロ!! たいへん、よくまとめてくださっているので、それを今回のビラに引用させていただきました。


 実は直近の裁判(4月18日)第三次「『日の君』不起立、再雇用拒否」取り消し請求裁判の東京地裁判決においては、都教委が久しぶりに!? 勝訴しています。あんまり都教委ばかり負けさせては可哀想!? と裁判官サマが同情したのか、はたまた『行政の犬』としての使命感に燃えてしまったのか…


 しかし、この12連続敗訴記録は、今後も破られることはないのではないでしょうか。


 問題は、都教委の連中ときたら、まったく「反省」の色がないことなのです。当然、被害者たちに対して「ごめんなさい。もうしません」とは口が裂けても、頑として言いません…そして、今も平然と『日の君』不起立教員に対して、「非行を行ったことを反省しろ」と『再発防止研修』なる懲罰研修を強制しています。


 その上、子どもたちに道徳教育を強化するとか、法規範教育をするとか、主権者教育をするとか…最も、その教育を受けないできたような人たち(教育委員…中井敬三教育長、木村孟、宮崎緑、山口香、遠藤勝裕、大杉覚)が、それを子どもたちに施す、って!?



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<違法行為やりたい放題の都教委、12連続敗訴の不名誉偉業を達成!?> 

★全国のどこに、こんな不名誉記録!? を達成した教育委員会があるか

 東京都教育委員会の違法行為やりたい放題は、止まる所を知らないようです。以下、弁護士の「澤藤統一郎の憲法日記」http://article9.jp/wordpress/?m=201603から、紹介します。

@ 2013年12月 東京地裁判決。再発防止研修未受講事件(原告Fさん・都立高校)で減給6月の処分取消。控訴なく確定。

A 2014年10月 東京高裁判決。都立高教員の再任用更新拒否損害賠償請求を認容。都教委上告せず確定。

B 2014年12月 東京高裁判決。都立高教員条件付き採用免職事件で勝訴。都教委上告せず確定。

C 2015年 1月 東京地裁。都立高教員免職処分執行停止申立を認容決定。

D 2015年 5月 東京地裁判決。再雇用拒否撤回二次訴訟(原告22名)原告勝訴。都側が控訴し高裁でも敗訴(下記I)。

E 2015年 5月 東京高裁判決。河原井さん根津さん停職処分取消訴訟で逆転勝訴。都側が上告。

F 2015年10月 東京地裁判決。岸田さんの停職処分・人事委修正裁決取消訴訟で原告勝訴。都教委が控訴し高裁で係争中。

G 2015年10月 東京地裁判決 都立高校教員Oさん免職処分取消。都教委が控訴。

H 2015年12月 東京高裁判決。東京「君が代」裁判三次訴訟。都教委敗訴(5名の減給・停職処分取消)について上告を断念。

I 2015年12月 東京高裁再雇用拒否撤回二次訴訟判決 原告勝訴。都教委が上告受理申立。

J 2016年 1月 東京高裁、都立高校教員Oさん免職事件執行停止決定。

K 2016年 3月 都立高校教員Oさん免職事件控訴棄却 東京高裁判決。



 『行政のイヌ』状態と言われている現在の司法(裁判所)にあってすら、都教委の権力を乱用した違法行為やりたい放題は目に余り、「違法行為である」「人権侵害である」と断罪せざるを得ないのです。全国には1000余の教育委員会があるそうですが、こんなにも司法に断罪された教育委員会は都教委以外のどこにもない、不名誉ワースト・ワン教育委員会!? 都教委の辞書に「コンプライアンス精神」は載ってない!?

厚顔無恥の都教委※よ! 人権侵害被害者に謝罪せよ! 再発防止研修を受けよ!

※教育委員…中井敬三教育長、木村孟、宮崎緑、山口香、遠藤勝裕、大杉覚