ある映画をめぐって、サヨク=「日の君、強制」不服従教員の精神構造から、考える 10/18

皆様
 こんにちは。犯罪都教委&1・5悪都議と、断固、闘う増田です! これはBCCでお送りしています。重複・超長文!? ご容赦を!

添付は、友人が出している超ミニコミ個人誌『伝言』に載せた原稿です。結論部文を以下、御紹介します。ご興味があれば、全文を読んでいただければ幸いです。



<考察>
「小学校現場での30数年の『日の丸・君が代』強制不服従」教員であるといわれる●さんが、当該映画の1/3である土肥元校長の「似非」ドキュメンタリー部分について、見に来る方々に対して何らの説明もなく・・・つまりは、土肥校長が「教育現場」で反民主主義の実践をしていた、という真実を明らかにすることなく、「ささやかながら」も「上映協力」し「ウソの保証人」となって平気なのはなぜでしょうか?

 何度でも書きますが、土肥校長は「教育現場で」『日の君』強制不服従者に対し都教委の手先となって職務命令を出し、処分弾圧を実践なさった方です、他の校長たちと同様に・・・それに対し「法令遵守は当然」と現在でも何らの反省も無いのにもかかわらず、根津さんを代表とする『日の君』強制不服従教員と同等に、「日本社会の ”右傾化” や ”戦前への回帰” に抵抗し、自分が自分であり続けるために教育現場で凛として闘う、教師」と描きだすことは事実に反し、根津さんを代表とする『日の君』強制不服従教員に対する侮辱となっているのではないでしょうか?

 それにもかかわらず、「『日の君』強制への不服従、30数年」と誇らしく書く人が、どうして、当該映画の土肥校長部分の事実に反する完全な矛盾には沈黙を守って、「上映協力」して、「ウソ」を広める「協力」をして、恥ずかしくないのでしょうか?

 私には、この「『日の君』強制への不服従、30数年」を誇る●さんの「ウソの保証人」となって恥じない精神構造に、「サヨク」と言われる人々の、実は、救い難い低劣さを見てしまいます。この●さんは、私の4月の問いには、全く答えることもせず(できないと思いますけど)、その後も同じMLに「朝鮮学校への支援を!」とか「南京虐殺はなかったという河村市長の暴言を撤回させる会」・・・だったと思いますけど(正確ではありません)の事務局長という、ご立派な肩書を書いて、麗しき投稿をたくさん続けていらっしゃるのです。

 本稿の読者にはお分かりいただけると思いますが、私は何も土肥元校長を問題にしているのではありません。この方は、ピエロです。現在でも、彼の支援HPには、「土肥元校長、再雇用不合格取り消し請求裁判」の支援を訴える中に「『嘘つき』が勝って、『正直者』が負けるのは許せません。」(下線、HPのまま)なんぞと、笑える文言が踊っています。アンタが言うかっ!? ですけど・・・

 ということで、土肥元校長に対しては、楽しませていただければいいのです。しかし、こういう方を「日本社会の ”右傾化” や ”戦前への回帰” に抵抗し、自分が自分であり続けるために教育現場で凛として闘う、教師」、即ち、ヒーローとして描く映画を推奨して恥じないサヨク=「日の君、不服従」教員、真実など、どうでもいいサヨク=「日の君、不服従」教員、ウソを広めることに加担して恥じないサヨク=「日の君、不服従」教員・・・って、いったい?

 こういう「日の君、不服従」教員には、日本国憲法が前提とする「主権者」を育てることは無理だったでしょう。日本国憲法とワンセットで主権者を育てることを期した旧教育基本法は、その前文に「われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期する」、第一条(教育の目的)に「教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し」と謳っていました。

「真理を希求する人間」「真理と正義を愛」する人間は「ウソ」を憎むものです。「ウソ」を憎みもせず、せっせせっせと、似非ドキュメンタリー=ウソを広めて恥じないサヨク=「日の君、不服従」教員は、麗しき運動にまい進しているように見えても、一番大切な、真に「真理を希求する」「真理と正義を愛」する未来の主権者を育てることは不可能だったのではないでしょうか?

 その結果、現在の「日本国憲法などあるのだろうか?」というような、原発をはじめとして何もかもメルトダウンしてしまった日本社会が出現したのではないでしょうか?


<蛇足>
 先日、尊敬する野田正彰先生にお会いした時、言われました、「あの元校長に対して、増田さんが書いていることは、その通りだよ」と。

 そこで、私は言いました。「野田先生は土井敏邦さんのお友達だってことですから、土井さんに意見してやってくださいよっ! 『ウソをドキュメンタリーなんて詐称しちゃ、いかんよ』って。」 

 野田先生「ははははは」・・・ム、笑って誤魔化したな・・・

『野田正彰よっ! お前もか・・・』 これは、もちろん、口には出してませんけど・・・(笑)

『伝言』原稿 12年9月